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特異行方不明者捜索で協定 県内初、八重山署と市消防本部

特異行方不明者の捜索に関する協定を結んだ右から八重山警察署の与那嶺一文署長、石垣市消防本部の宇根規光消防長=14日午後、八重山署3階訓授場

特異行方不明者の捜索に関する協定を結んだ右から八重山警察署の与那嶺一文署長、石垣市消防本部の宇根規光消防長=14日午後、八重山署3階訓授場

 八重山警察署(与那嶺一文署長)と石垣市消防本部(宇根規光消防長)は14日、生命・身体に危険が及ぶ恐れのある特異行方不明者を連携して捜索活動を実施し早期発見・保護につなげることを目的とした協定を締結した。これにより、森林での捜索活動など人員が求められる際、届け出人の了解を得て双方が合同で捜索を行うことが可能となった。県内初の協定となる。

 協定が対象とするのは▽自救能力がない恐れがある▽事故に遭遇している恐れがある▽自殺の恐れがある—などの特異行方不明者。

 同署管内でことし発生した特異行方不明者は7月末現在で9件。うち認知症などの自救無能力者5件、事故遭遇者1件、自殺企図者2件。同署では、高齢化社会の進展に伴い、自救無能力者の件数が増えると予想している。

 同署での締結式で与那嶺署長は「土地勘のない県外からの来島者が森林に迷い込んだ場合、早期に大量人員で捜索をしなければならない。早期発見・保護に向け関係機関と連携を図りたい」とあいさつ。

 宇根消防長は「締結により、捜索態勢や資機材面でも協力体制を築きたい。これまでは届け出人が警察・消防両方に届け出を出していたので、そういった負担の軽減にもつながるのでは」と期待した。

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