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クマゼミの大合唱が衰えてきた。セミ捕りを

 クマゼミの大合唱が衰えてきた。セミ捕りをする子どもたちもだんだんと少なくなり、朝の風に涼しさを感じるようになった▼クマゼミと言えば、幼虫から羽化させるのが、子どものころの楽しみの一つ。幼虫が土の中から出てくるのは夕方から夜にかけて。懐中電灯を手に、いとこらと近くの長崎御嶽に向かった▼手で表面の土を払うと、小さな穴が出現。そこを指の先でちょこちょこやると、ぼこっと崩れ落ちて穴が拡大する。中をのぞくと幼虫の顔がみえる。指を穴に入れ、幼虫の足がひっかかるのを待つ。指にしがみついたら、穴から引き上げるのだ▼持ち帰った幼虫は、蚊帳やカーテンにひっかけておく。あとは待つだけ。羽化したばかりのセミは白っぽいが、朝になると、黒くなっているのだ▼こんな体験を子どもたちにもさせようと、先日、家族で夜の長崎御嶽に行った。盛りを過ぎていたので、木の幹や葉に抜け殻がいっぱい。しかも、夜も遅かったので土から出た後。羽化している最中の幼虫1匹をみつけるのがやっとだった▼試しに土を払っていると、コンクリートが多いのに気づいた。石畳である。住区基幹公園として整備されたものだ。御嶽は、木々が茂り、市街地にあっても人の出入りが少なく、クマゼミの楽園だ。いつまでも生息環境を残したい。(比嘉盛友)

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