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【与那国町長選】外間氏、猛追かわし4選 糸数氏に28票差

万歳三唱をして4期目の当選を喜ぶ外間守吉氏と支持者ら=6日午後10時すぎ、自宅近くの選対本部前

万歳三唱をして4期目の当選を喜ぶ外間守吉氏と支持者ら=6日午後10時すぎ、自宅近くの選対本部前

3期12年の実績に支持 投票率92.93%

 【与那国】任期満了に伴う町長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の外間守吉氏(67)が609票を獲得、新人で前町議会議長の糸数健一氏(63)に 28票の僅差で4期目の当選を果たした。人口増など地域活性化を目的とした陸自配備の実現を含む外間町政3期12年の実績が問われた今町長選で、外間氏は町民の信任を得たことになるが、糸数氏の得票数から反発も大きいことがうかがえた。投票率は92.93%だった。

 町長選では、自衛隊配備に伴い革新側が告示前に「勝てる見込みがない」などとして擁立を断念。保革で争われてきた従来の構図とは違い、初めて保守一騎打ちの戦いとなった。

 選挙戦で外間氏はこれまでの実績を強調。「向こう4年間を集大成としたい」として、ICT(情報通信技術)を活用した通信制高校の創設や複式学級の解消、「子育て支援包括支援センター」(仮称)の設置、幼稚園の保育料無料化、妊産婦渡航費助成の拡大、水道基本料金の無料化、堆肥センターの整備など―新たな事業・新たな政策の浸透を図ってきた。

 保守分裂となったため、保守票、革新票、自衛隊票の行方が注目されたが、外間氏が自公体制の組織力を生かし、保守層を手堅く固めたほか、自衛隊関係者から幅広く支持を集めたとみられる。

 一方、糸数氏は「長期政権を変える」「不公平な行政をただす」「スピード感ある町政運営を行う」などと町政刷新を訴え、外間町政に反発する保守層、革新層の支援を受け支持を伸ばしたが、あと一歩及ばなかった。

 外間守吉(ほかま・しゅきち)氏 1949年10月8日生まれ。祖納出身。沖縄国際大学卒。78年9月から町議選4期連続当選。86年から4年間は議長。05年8月の町長選で初当選し、現在3期目。

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