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与那国町と台湾花蓮市の姉妹都市締結が25周年…

 与那国町と台湾花蓮市の姉妹都市締結が25周年を迎えた2007年10月、町民の訪台団は花蓮で台風15号に遭い、スケジュールは大幅な変更を迫られた。花蓮市側は臨機応変だった。花蓮滞在が延びた町民のためにバスを用意し、不便をかこつことがないように腐心していた▼ただ、台風に対する判断は容易ではない。与那国島で先月、50.4㍍の最大瞬間風速を記録した台風9号でそう思った▼台風の影響で学校や仕事を休みにするかの判断は、台湾では県や市などの地方政府が気象当局の情報をもとに行う。台風9号では、南部の台南市が次の日の学校と勤務をいったんは平常通りと決めたものの、その日の朝になって休みに変更した▼台湾紙によると、すでに自宅を出ていた住民が自宅へ引き返さざるを得なくなり、混乱。台南市長はフェイスブック上で2度にわたって謝罪する事態に追い込まれた▼ほかの市長からは「台風に伴う休みを決めるのは首長にとって心理的なプレッシャーだ」と同情も。首長の責任がいかに重いかという当たり前のことを思い出させてくれるエピソードだ。その決断は時に議論を呼ぶ▼6日投開票の与那国町長選で外間守吉さん(67)が再選された。長期政権に慢心はないか。4期目のかじ取りはより一層の緊張感が求められる。(松田良孝)

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