八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

6月は沖縄が鎮魂の月だが、8月は日本全体…

 6月は沖縄が鎮魂の月だが、8月は日本全体が鎮魂の祈りに包まれ、そして平和への誓いを新たにする月だ。6日に広島、9日に長崎がそれぞれ「原爆忌」を迎え、15日は「終戦記念日」と続くからだ▼数年前同期生でその広島を訪ねた。おびただしい数の千羽鶴や「原爆の子の像」らが出迎えるこの地に立つと、恐らく誰もが戦争の残酷さと平和のありがたさを実感するはずだ▼しかし「核なき世界」に向けた先月の史上初の「核兵器禁止条約」に日本は米国追従で参加せず、「世界で唯一原爆だけでなく、原発の恐ろしさも体験した日本はおかしい」と内外から強く批判された▼石垣市も既存の「非核平和都市宣言」に加えて中山市長が新たに「核廃絶平和都市」を宣言。毎年小中学生の平和大使を両市に派遣し、市政70周年のことしは9月に「広島原爆展」も予定するなど平和希求をアピール▼一方で中山市長は核禁止条約に参加せず、この石垣島にもミサイル基地を配備し、「戦争できる国」や原発再稼働を進める安倍政権を積極的に後押し。戦争やテロ、原発のない世界を目指す立派な宣言と比べるとかなり違和感だ▼新栄公園に並び建つ二つの宣言を単なる石碑(いしぶみ)にすべきでない。市長が真に平和を望むなら戦争につながる一切を排除すべきだ。(上地義男)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム