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「白タク」横行、石垣港視察 「違法行為が産業に」

横行している白タク行為について、疑われているグループを注視する県ハイヤー・タクシー協会の東江一成会長(右)と伊良皆高司支部長=27日午前、石垣港周辺

横行している白タク行為について、疑われているグループを注視する県ハイヤー・タクシー協会の東江一成会長(右)と伊良皆高司支部長=27日午前、石垣港周辺

県ハイヤー・タクシー協会 来月、方針確認へ

 石垣島にクルーズ船で訪れる外国人観光客を対象に白ナンバーの自家用車両やレンタカーで有償の乗合やタクシー類似行為などを行う「白タク」行為について、県ハイヤー・タクシー協会の東江一成会長が27日午前、石垣港周辺で違法行為の現状を視察した。東江会長は「合法と違法の中間にあるグレーゾーンな行為も見受けられた。全国的に八重山は(白タク行為が)ひどいので、関係機関を巻き込んで解決したい」と総括した。

 県ハイヤー・タクシー協会八重山支部(伊良皆高司支部長)によると、石垣での白タク行為は5年前から本格化。当初は台湾人観光客に中国語でコミュニケーションを取りながら港外で客引きして乗車させていたが、現在はタクシーより安価な移動手段として口コミやSNSで拡大。固定客が増え、同業者へ客のあっせんも行われている。自家用自動車による有償運送は、道路運送法で原則禁止されている。

 この日も港外で白タク行為が疑われているグループが、予約客の名前が書かれた案内板を持って客待ちする姿があり、下船してきた台湾人観光客をレンタカーや自家用車に乗せて走り去る場面も見られた。

 案内板を持って下船客を待っていた女性は「友人と親戚を待っている。違法な行為はしていない」と白タク行為を否定した。

 伊良皆支部長は「手口が巧妙になり、問題は根深い。本島の白タク行為も石垣から飛び火している。違法行為が産業となり、支払われたお金も税金として落ちていないのが現実」と指摘した。

 県ハイヤー・タクシー協会は8月24日に初めて石垣市で理事会を開き、今後の方針などを確認する。

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