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来夏世の五穀豊穣祈願  白保豊年祭ムラプーリン

ことし、ミルクを継承した第15代前盛善昭家による弥勒加那志来訪の披露=27日夕、石垣市白保の飾場御嶽前

ことし、ミルクを継承した第15代前盛善昭家による弥勒加那志来訪の披露=27日夕、石垣市白保の飾場御嶽前

 石垣市白保の豊年祭ムラプーリンが27日夕、飾場(カツァリバ)御嶽前で行われ、白保村独自の奉納行列「稲の一生」や旗頭、イルク太鼓などを奉納し、ことしの豊作に感謝をささげるとともに、来夏世(クナツユー)の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。会場には地区内外の地域住民や観光客らが詰めかけ、稲作への思いを表現した伝統芸能に見入った。

 豊年祭は旗頭、白保中学校(黒島善一校長)の男子生徒によるイルク太鼓の奉納で幕開け。ことし、ミルクを継承した第15代前盛善昭家による弥勒加那志(ミルクガナシ)来訪では、神司らが厳かな空気のなか、迎え入れた。

 各実行組合らが種まき・稲植え・稲刈り・脱穀・米俵奉納・害虫駆除|など、文字通り「稲の一生」をユニークに演じる行列では、観客から盛大な拍手が送られ、盛り上がった。

 ビギリ(兄弟)からブナリ(姉妹)に五穀の種子を献上した後、大綱引き、万歳三唱で締めくくった。

 白保中3年の細井媛加(ひめか)さん(15)、サンチェス優璃さん(15)は、「稲の一生」で初めてパピル節を披露。蝶に見立てた衣装を着た細井さんは「きれいな衣装に憧れてたのでうれしかった」、サンチェスさんは「小学生のころからやりたかった踊り。楽しかった」と満足げに話した。

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