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自然環境の喪失危惧 大規模開発に警鐘鳴らす

開発により、各地区が抱える問題が話し合われた=22日午後、県立石垣青少年の家

開発により、各地区が抱える問題が話し合われた=22日午後、県立石垣青少年の家

アンパルの自然を守る会

 石垣市や竹富島などで計画されているホテルやゴルフ場、温泉、陸自基地建設など大規模開発により自然環境や島独特の景観の喪失が危惧されているのを受け「急激な大規模開発の現状に関する意見、情報交換会」(アンパルの自然を守る会主催)が22日午後、県立石垣青少年の家で地域住民

ら30人が参加し開かれた。各地区の住民らが抱える問題が報告され、それぞれの課題へ有効に対応するために情報を共有した。さらに、自然環境の破壊を食い止めようと今後、「石垣島全域の自然保護団体」の結成に向けた動きも加速した。

 交流会では、前勢岳ゴルフ場整備に伴いホテルの建設や農薬使用、地形変化で集水域の生態系や名蔵湾海域に影響が及ぶ、との指摘があった。

 また、川平地区では、景観計画が見直され高層のホテルが建つと「集落の原風景が維持されない」との意見も上がった。各地区とも建設により、下水道や排水処理設備への不安も募らせている。

 参加者の一人は、ホテル建設問題で奮闘する参加者に対し、自然環境や島の文化を維持するため「行政から企業へ建設許可が下りる前に行動を起こす事が大切」とし「県側へ陳情書などで住民の意見を伝え、島の環境を維持しよう」とアドバイスした。

 今後、各地区の建設予定地の現状把握に向け、参加者らは視察も予定している。

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