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ことし初の事故死 県道215号でオスの成獣

ヤマネコ

 

 【西表】16日午前5時40分ごろ、字西表の県道215号で、国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコの成獣(オス)1頭が死んでいるのが見つかった。西表野生生物保護センターは交通事故によるものと判断、ことし初のイリオモテヤマネコの交通事故死となった。

 同センターによると、発見した地域住民から連絡を受けた職員が現場に駆け付け、個体を回収。死んだ個体は体重3520㌘、体長787㍉だった。

 ヤマネコの交通事故は、2016年に過去最多の7件が発生。ことしに入ってからは、半年余り無事故が続いていた。記録が残る1978年以降、交通事故は今回で77件目、うち74件で死亡が確認された。

 西表自然保護官事務所によると、西表島では全島でヤマネコの目撃情報があり、4月から8月にかけてヤマネコの出産・子育て時期にあたるため、親子連れのヤマネコ、子ネコが道路でよく目撃されるという。

 同事務所は「健康な個体の命が一瞬で失われることは大きな脅威であり、絶滅の恐れが高まっている」とし、「特に夜間は急な飛び出しがあっても、安全に事故を避けることができるくらいまでスピードを落とした運転を心掛けてほしい」と訴えている。

 交通事故防止として▽注意喚起の看板付近では減速▽夜明けと夕暮れ前後の時間帯に注意▽集落内では時速30㌔、島内時速40㌔で運転▽ヤマネコの目撃、事故、死体を発見した場合は連絡の4点を呼び掛けている。

 けがや死んでいるヤマネコ、子ネコなどを目撃した際は同センター(0980—855581)まで。365日24時間受け付けている。

 

  • タグ: イリオモテヤマネコ西表島
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