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「九回裏の攻撃はみているほうが震えた。…

 「九回裏の攻撃はみているほうが震えた。カメラのシャッターを押す指がおぼつかず、同点の瞬間は被写体がぼやけた。ペンを持つ手もガチガチになった」▼高校野球選手権沖縄大会での八重農の勝ち上がりを見ていると、あのころがよみがえってくる▼2005年10月31日、伊志嶺吉盛監督率いる八重山商工が06年春のセンバツ甲子園をかけ、明豊(大分)を相手に臨んだ九州地区高校野球大会の準々決勝。八商工は1—3で迎えた九回裏に同点に追いつき、延長12回でサヨナラ勝ち、甲子園出場を決めた▼高校野球では犠打、スクイズで手堅く攻めるのが主流だが、伊志嶺監督はエンドランという“奇策”を多用、走者三塁のときにも敢行した。「まるで少年野球」とやゆされることもあったが、ビッグチャンスをつくり、試合の流れを引き寄せることができる。ナインにはこれが合っていた▼さて、八重農はどうか。砂川玄隆監督の投手起用がおもしろい。投手は左腕、右腕で各3人。ワンポイントを含む継投策で相手打線を惑わせ、これまで4試合を失点4に抑えている。どこか八商工と通じるものを感じる▼チームは2年生が主体で、試合ごとに力を付けている。きょうはどんな成長をみせてくれるのか。沖縄セルラースタジアム那覇で午後0時半プレーボール。(比嘉盛友)

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