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石垣市が市制施行70周年の節目を迎えた

 石垣市が市制施行70周年の節目を迎えた。幾多の先人の労苦に感謝し、新たな振興発展を誓う日である▼70年前は、どんな時代だったか。マラリア禍がようやく収束し、開拓移民の入植やマクラム道路、リースン道路など開発のつち音が響いた。第1回とぅばらーま大会が開かれたのもこの年。傷心の人々を癒やした▼施行20周年は大浜町合併3年目。市歌、市旗、市章が制定告示され、三大記念事業として八重守之塔と大鷲の像除幕式、石垣港ターミナルビル落成式が行われた。30周年は石垣市都市目標宣言および市民憲章が制定され、市の花、木、鳥、蝶、魚、貝が選定告示された▼40周年は待望の市民会館での式典だった。於茂登トンネルが開通し、市公設市場の竣工や市営プール落成など都市基盤整備が進み、アジア民族芸能祭など文化事業も華やかに展開された▼50周年には戦争マラリア犠牲者慰霊碑が建立され、観光立市を宣言した。60周年は風景づくり条例を施行し、西表石垣国立公園が誕生した。振り返ればさまざまに過去と向き合い、現実を直視し、あるべき未来像を提示してきた節目である▼さて、70周年。人口5万人を目前に、私たちは多様な価値観、対立と分断のなかで生きている。市民が等しく共有できるような未来像が描けているだろうか。(慶田盛伸)

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