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糸数氏議員辞職、出馬へ 与那国町長選

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保守分裂確定的に 来月1日告示 町議補選も同時実施

 【与那国】任期満了に伴う8月6日投開票の町長選は、同1日の告示まで1カ月を切った。4期目を目指す現職の外間守吉氏(67)=自民公認=に対抗する町議会議長の糸数健一氏(63)は6月30日付で議員を辞職、保守分裂が確定的となった。これに伴い町長選と同時に町議補選も行われることが決まり、糸数陣営では会社員で与那国防衛協会事務局長の与那原繁氏(55)=が出馬する意向を固め、外間陣営も人選を急いでいる。両陣営とも補選とのセット戦術で支持拡大を狙う。一方、革新側にまだ具体的な動きがみられない。

 防衛協会は、金城信浩会長が外間氏の後援会名誉顧問に就任しており、事務局長の与那原氏が糸数陣営から出馬すれば、協会内部も分裂する格好となる。

 陸上自衛隊配備後初の町長選は、現職の3期12年にわたる町政運営の評価に加え、自衛隊に頼らない地域振興策などが争点となる見通し。革新側には海上自衛隊誘致の是非を争点とする見方もあるが、両氏とも「現実的にはあり得ない」と否定的だ。

 外間氏は自衛隊配備による人口増、経済活性化などの実績を強調、糸数氏は自衛隊に頼らない活性化策、公平公正な町政運営を主張する。両氏とも今後、具体的な施策を打ち出し、有権者への浸透を図る予定だ。

 一方、革新内部では候補者擁立を模索する動きがあるが、いまだに有力な人物が浮上していない。保守陣営には「革新は人材不足で出せないだろう」と楽観視する声があり、革新内部では「出せるかどうか」と諦めムードも漂い始めている。

 関係者は「保守分裂選挙になれば、勝てる見込みはある。ただ、組織がまとまっていない。選挙資金も確保しなければならない。いろんな課題があり、どうしても腰が重たくなっている」と明かす。

 補選は、町長選の告示日から11日を超えて欠員が生じたため、実施されることになった。

 町選管によると、6月1日現在の有権者は1370人(男760人、女610人)。

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