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与那国島にセマルハコガメ 違法に持ち込まれた可能性も

与那国島で発見されたセマルハコガメ。島外から違法に持ち込まれ、逃げたか捨てられた可能性がある=6月16日午後、アヤミハビル館

与那国島で発見されたセマルハコガメ。島外から違法に持ち込まれ、逃げたか捨てられた可能性がある=6月16日午後、アヤミハビル館

 【与那国】島内でこのほどセマルハコガメがみつかり、ヨナグニサン自然ふれあい広場「アヤミハビル館」に届けられた。セマルハコガメは国内では石垣島と西表島にしか分布しておらず、町教育委員会によると、島外から違法に持ち込まれた個体が逃げたか、捨てられた可能性が高い。

 今回の個体はことし5月20日、農作業中の男性が農道で発見したもの。甲羅の長さ16㌢、幅11㌢で体重622㌘。2012年6月にも2個体が発見されており、いずれも同館で保護されている。

 セマルハコガメは、石垣島と西表島に亜種ヤエヤマセマルハコガメ、中国南部と台湾に亜種チュウゴクセマルハコガメが分布。ヤエヤマセマルハコガメは国の指定天然記念物で、文化財保護条例で捕獲が禁止されている。

 見つかった個体については産地が不明で、遺伝子かく乱のおそれがあることから、生息地に戻すことができない。このため町教委は、文化庁から特別の許可を受け、アヤミハビル館で永年飼育し、天然記念物に対する理解を深めていくことにしている。

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