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誰も農業を継がないのであれば…

 誰も農業を継がないのであれば、サトウキビ栽培は今後やめにしようと義父に申しいれる役目を負わされた▼高齢で付き添い介護される身になっても、農業に人一倍、愛着を持つ義父。3月の刈り取り後も耕起はすんだか。施肥は。除草は。次の植え付け準備はなど矢継ぎ早に聞いてくる▼おっかな農業をやめるとは言いだせない。そこで義父への申し入れと畑の手入れは先延ばしすることに。そう言っても畑は荒らしてもおけぬ。時々見回ることに。所々にサトウキビが芽をだしている▼そういえば友人が株だしで3回も収穫したと自慢しているのを聞いたことがある。株出し栽培なら義父も反対しまい。力仕事は協力するので初株出しに挑戦してみようかと義姉と話しあった▼思い立ったが吉日、友人に施肥と根切を頼んだ。施肥効果は大で畝は緑一色に。収穫を夢想して頬が緩む。数日後、キビの発芽状況を調べてもらったら畝の緑の正体は近くの草地から飛来してきたサトウキビに似た牧草で除草を急がないと収穫に影響するぞとの忠告。その日から草抜きに日参しているが取った後から次々顔出すのも雑草▼基幹農業を支えたいのはやまやまだが暑さで意欲はしぼむばかり。やはり株式と一緒でサトウキビの株も素人は手を出さない方が賢明だったのかな。(仲間清隆)

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