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竹富町新庁舎、今月中に基本方針案公表

6月定例会一般質問
支所調査など本年度実施
大型高速船、国交省内諾待ち

 

 新竹富町役場に関する基本方針案をまとめている竹富町は14日、今月中に同案を公表し、町のホームページや広報誌を通じて広く町民に周知していく考えを示した。同日、始まった6月定例竹富町議会(新博文議長)一般質問の中で、役場移転について取り上げた大久研一氏の質問に通事太一郎政策推進課長が答えた。町は、本年度中に石垣と各離島に置く支所と出張所に関する調査、財政シミュレーションを行う方針を既に示しており、その後、課題を整理して同案を策定する考えだ。

 同案について通事政策推進課長は「皆さまの手元に届くにはもう少し時間が必要だが、今月中には」と答弁。石垣に置く支所には「製本されて上がってくる計画の中には支所の項目もある。これに伴って本年度に調査を行う」と述べた。

 また、大久氏が質問した築30年余が経過し、老朽化が進んでいる細崎公民館に関して通事政策推進課長は「耐用年数的にも更新が必要だと考えている。建設に向け補助事業の活用も含めながら庁舎内で検討している」と明かした。

 大久氏の他にも山盛力氏、那根操氏、東迎一博氏が登壇した。

 東迎氏は大型高速船の就航が予定されている波照間航路について「住民説明会では8月ごろの就航ということだった」として、進捗(しんちょく)状況をただした。

 通事政策推進課長は同船の導入に伴い必要な航路の改善計画案に「現在は国交省の内諾待ち。内諾が得られれば、就航できる態勢になっている」と述べた。

 山盛氏は、仲間港のトイレ改修工事について質問し、大盛聰まちづくり課長が「今月中に工事の入札を予定している。主要な入り口3カ所が自動ドアになるなどの工事になる」と説明した。

 西表美田良地区の農道整備には小濵啓由産業振興課長が「9月ごろに(工事を)発注し、2018年3月末に完成を予定している」と、那根氏の質問に答えた。

 

【質問要旨】

 ■農業・畜産

 大久研一氏 サトウキビの生産振興と赤土流出に関する取り組みは。

 小濵啓由産業振興課長 八重山地区さとうきび生産振興協議会が行う農家へのきめ細かな助成、支援に町も協力していく。赤土流出は土砂撤去工事で少しずつ改善していく。

 ■自然環境・衛生

 大久氏 ホテルの一般ごみの位置づけと回収はどうなっているか。

 上野エミ町民課長 一般廃棄物という取り扱い。町の焼却炉で処理する方法等をホテル側と話し合いたい。

 東迎一博氏 環境協力税などの取り組みの状況は。

 西原啓栄税務課長 役場だけでなく町民の意識も大事。納税者の理解を得て、幅広く意見を聞きながら進めるもの。地域自然資産法に基づく入域料の導入に向けた取り組みとも調整して進めたい。

 ■教育・文化

 大久氏 児童生徒の派遣に伴う補助金の申請手続きは。社会教育団体は含まれないか。

 前三盛敦教育委員会教育課長 手続きできるよう要綱の変更は必要。教育委員会で要綱改定の承認が頂ければと思う。

 那根操氏 デンサ節は教訓歌。学校教育で授業にも取り入れてほしい。

 大田綾子教育長 普及を考えて協力したい。子どもや保護者がデンサ節の良さを味わえる環境をつくっていきたい。

 那根氏 24日にデンサ節大会がある。副町長は歌ってほしい。

 前鹿川健一副町長 復活開催に感謝している。ぜひ歌わせて頂きたい。

 東迎氏 国指定の下田原城跡の整備など現在の状況は。

 新盛勝一教育委員会社会文化課長 土地の相続関係者ということで50人余がおり、複雑な状況。かなり時間を要しているが、権利関係の整理が重要。

 ■道路・港湾

 山盛力氏 県道の白浜南風見線の維持管理は町でできないか。

 大盛聰まちづくり課長 県が維持管理することが基本。スクールゾーンなど設定を設けて県と話し合うことは可能。

 山盛氏 仲間港の防波堤は暗くなると位置が分からない。対応できないか。

 大盛まちづくり課長 安全に関することなので調査して進めたい。

 ■町行政

 東迎氏 排他的経済水域(EEZ)に関して最南端の碑を建てる計画がある。現在の進捗(しんちょく)は。

 通事太一郎政策推進課長 モニュメントなど形あるものを含めて、周知啓発に向けた活動を行う予定。町制施行70周年に向けた取り組みになると思う。

 

  • タグ: 竹富町議会6月定例会一般質問
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