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これも今年の「流行語大賞」になりそうな「忖度」…

 これも今年の「流行語大賞」になりそうな「忖度」(そんたく)の一つなのだろうか▼加盟10団体、162社を誇る八重山建設産業団体連合会(米盛博明会長)が先月末の総会で、中山市長を支えるため陸自配備推進で組織としての意思を取りまとめる方針を示したことに疑問や戸惑いが出ている▼自衛隊問題ではかつての同士や友人までが不幸にも賛否で対立するなど、市長の受け入れ表明が島を二分し分断の溝を深めている。それを大規模な自衛隊工事が出てくるからといって、業界団体がさらに分断と対立をあおるようにあえてそこまで踏み込む必要があるのか▼それは入札の指名権がある市長に逆らえない弱い立場の建設業者に「踏み絵」を踏ますようなものであり、それはまた来春の市長選に向け業者の「選別」と「圧力」になりかねないものだ▼業者の中には「自衛隊は絶対反対」だが、市の工事受注のために表向きやむ無く賛成する業者もいるはずだ。そういう組織決定が果たして組織の“総意”といえるだろうか▼加計学園問題では、政府答弁が見苦しいほど総理のご意向に疑惑が深まる一方だ。建産連への市長のご意向は不明だが、しかし市長は反対住民らとの議論に堂々と応じるべきだ。今はむしろ反対住民から逃げ回っているようにしか見えない。(上地義男)

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