「休肝日設けて!」 八重山保健所
肝疾患研修で呼び掛け
2017年度肝疾患研修会(八重山保健所主催)が2日午後、市健康福祉センターで開かれ、保健師や看護師、栄養士など18人が参加した。研修会は沖縄県の平均寿命が低下している原因の一つにアルコール性肝疾患による死亡が多く、今後の住民指導に役立てることが目的。
研修会では琉球大学医学部付属病院第1内科医師の前城達次氏が「沖縄県における肝疾患の現状、特に生活習慣病について」と題し講演した。
前城医師は「酒を飲めない人より、酒を飲める人がたくさん飲んで肝臓を悪くする。酒をやめてもこれまでのダメージで元に戻らないこともある」と述べ、「休肝日を設け、1日20㌘(ビール中瓶1本)、1週間で140㌘未満の飲酒指導を」と呼び掛けた。
前城医師は同日午後7時から八重山病院でも、市内の医師や看護師などの医療従事者を対象に「ウイルス性肝疾患と脂肪性肝疾患について」と題して講演した。
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