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自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆石垣市長が…

 自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆石垣市長が昨年12月26日、「配備に向けた諸手続きを開始することを了承する」と表明したことを受け、防衛省が予算化していたことが報じられた▼2016年度予算に計上されていた南西諸島への自衛隊配備関連経費から約7億円を17年度予算に繰り越していたのだ。これを測量、土質・環境調査、基本設計などの業務に充てるのだという▼中山市長の事実上の受け入れ表明後、防衛省は調査に入り、駐屯地の配置図面案をまとめ先月17日に市長に提示、来る11日には住民説明会を開催するなど、中山市長が「最終判断」をするための条件づくりを急ピッチで進めている。あとは正式に市長のゴーサインを待つだけ▼最終判断に際して市長が必要だという「市民、議会での議論」とは何か。配置案の妥当性を問うもので、配備の是非を議論するものではない。国が適地と判断している以上、市長にとって、ここで造らないで、という選択肢はないに等しい▼防衛省が事を急ぐのは、市議会6月定例会で発議の動きがある住民投票、来年3月の市長選での争点化を警戒しているからだろう▼民意が出る前に、既成事実をつくっておこう、外堀を埋めておこう、という思惑が透けてみえる。今やれることは何でもやる。先手必勝の論理である。(比嘉盛友)

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