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「標的の島にしないで」「安心のために配備を」

反対派と推進派ののぼり旗が乱立する中、市役所に向かう若宮健嗣防衛副大臣(中央)=17日午後、市役所玄関前

反対派と推進派ののぼり旗が乱立する中、市役所に向かう若宮健嗣防衛副大臣(中央)=17日午後、市役所玄関前

怒号、要望 市役所前騒然
市民対立 先鋭化もー陸自施設配置案提示

「標的の島にしないで」「備えあれば憂いなし」ー。石垣市役所正面玄関前には反対派、推進派の住民らそれぞれ約40人が急きょ集結、のぼりやプラカードが並んだ。若宮健嗣防衛副大臣が出入りする際、「自衛隊基地はいらない」と怒号や「よろしくお願いします」と要望の声が入り乱れ、騒然とした。施設配置案が作成され、配備に向けた手続きが前進したことで、今後さらに対立が先鋭化しそうだ。

 石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会のメンバーは拡声器で声を張り上げ、上原均さんは「防衛省は中国が攻めてくるとあおって南西諸島の要塞(ようさい)化をたくらんでいる。備えあれば憂いがある。自衛隊が配備されれば火種になる。火種をつくる必要はない」と強調。

 上原秀政共同代表は「戦争中、空白を埋めたとき悲惨な結果を生んだ。軍事基地があると真っ先に攻撃を受ける。火種のそばに火を置いてはならない」と訴えた。

 金城哲浩共同代表も「のどかな風景がなくなる。石垣の将来にメリットはあるのか」と疑問を投げかけた。

 石垣島自衛隊配備推進協議会の三木巌会長は「予定通りやってくれればいい」と淡々。国境を守る人々の会の田中勝義共同代表は「中国には国境の概念がなく、力のあるときに大きくしようと考えている。力の弱いところに手を伸ばしていく。話しあいができる相手ではない。一日も早く配備してもらいたい」と要望した。

 初めて参加したという27歳の男性は「自衛隊施設がないに越したことはないが、これが通るほど世の中は甘くない。いるのといないのとではいざというときに違う。安心して暮らすためにも配備してもらいたい」と語った。

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