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「松金物語」の配役決定 市文化協会

「松金物語」の出演者と制作者の皆さん=13日午後、市健康福祉センター

「松金物語」の出演者と制作者の皆さん=13日午後、市健康福祉センター

演劇部会の旗揚げ公演
主演に仲吉本君と来間さん

 昨年9月に発足した石垣市文化協会演劇部会(南風盛紫風部会長)の旗揚げ公演としてスィマムニによる八重山史劇「松金(マツンガニ)物語」(原作・大浜方美)が9月16日、石垣市民会館大ホールで初めて上演されるのを前に、スィマムニの脚本の完成と配役決定の発表会見が13日午後、石垣市健康福祉センターで行われた。出演者は「感動を与えられるような演技がしたい」などと意気込んでいる。石垣市制施行70周年記念事業の一環。

 「松金物語」の松金は1791年に石垣頭に登用された石垣喜宜氏の童名。幼少のころ、松筑登之の畑と知らずに生い芋(ムイアッコン)を掘っているのを見つかって泥棒呼ばわりされ、貧乏を恨むも松筑登之の言葉に発奮し、石垣頭に出世するという内容。

 脚色と演出を糸洌長章さん、舞台監督を崎山健一さん、スィマムニの指導助言を山里節子さんと登野城ルリ子さん、演技指導助言を荻堂久子さんが担当。3月と4月にオーディションを行い、配役を決定した。

 糸洌さんによると、松金物語はこれまでにも上演されているが、スィマムニの脚本は今回が初めて。「オリジナルのものをしたかった。本番はテロップで標準語を出すことなども考えている」と話した。崎山さんは出演者に「最後まで一座の家族として頑張っていこう」と呼び掛けた。

 幼少期の松金に抜てきされた白保小学校4年の吉本琉煌斗(るきと)君(9)は「石垣の方言でいろんな人と話してみたくて挑戦した。すぐにせりふを覚えて、観客に感動してもらえるよう演技を頑張りたい」、石垣頭になった松金役の来間学さん(33)は「少しでも地元石垣のために貢献できたらと思う。本番に向けてせりふと意味をしっかり覚えて頑張っていきたい」と意欲。

 幼少期の松金の母親を演じるのは学さんの母、来間高子さん(56)=来間島出身、石垣市登野城在住=で、母子共演が実現。来間さんは「松金の生き方や人間性に魅力を感じている。自分の子に対する思いも重ねながら演じたい」と抱負。

 石垣頭時代の松金の母親役の黒島まち子さん(69)=石垣市川平出身、同石垣在住=は「大きな舞台なので、頑張らなきゃと思っている。感動を与えられる演技をしたい」と意気込んでいる。

  • タグ: 市文化協会演劇部会
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