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与那国町長選3カ月切る 革新側の今後の動き注目

与那国町長選、4期目を目指す外間守吉氏(右)と、自民公認を受けた町議会議長の糸数健一氏

与那国町長選、4期目を目指す外間守吉氏(右)と、自民公認を受けた町議会議長の糸数健一氏

外間氏と糸数氏準備
保守の分裂選挙が濃厚に

 【与那国】8月1日告示、同6日投開票の町長選まで3カ月を切った。4期目を目指す外間守吉氏(67)は3月8日に自民公認を受け、町議会議長の糸数健一氏(63)は4月23日に後援会を立ち上げるなど、準備を進めている。保守分裂選挙が濃厚となる一方、現段階で革新側に表だった動きはない。保守同士の一騎打ちとなるか、革新側を加えた三つどもえとなるか、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 陸上自衛隊与那国駐屯地開設後初めて行われる選挙となり、自衛隊に依存しない振興策、活性化策が問われてくる。争点は予定候補者の政策が出る段階で具体化するとみられるが、3期にわたる外間町政の評価に加え、革新側からは「海上自衛隊の誘致が争点になるのではないか」との見方も出ている。

 自民公認の外間陣営は11日、自宅隣で後援会の事務所開きを行う。後援会長には元町議会議長の新里和男氏、名誉顧問には与那国防衛協会長の金城信浩氏が就任した。

 糸数陣営は4月23日の夜、後援会を発足させた。会長に元町議会議長で町商工会長の崎原孫吉氏、副会長には海上自衛隊与那国協力会長の東崎原敏夫氏が就任している。

 両氏とも今後、支持者の意見や要望などを踏まえ、政策を詰めていくことにしている。

 町長選はこれまで保革が拮抗(きっこう)する形で争われ、1999年以降は保守系候補が5連勝。今回から全有権者の17%を占める”自衛隊票“が加わるため、保守が盤石になると見られている。革新側には「首長選ではもう勝てない」と諦めムードが漂っていたが、保守分裂選挙になれば「チャンスがある」と期待する。

 保守支持者には「革新は玉不足で擁立できないだろう」と楽観視する向きがある一方、「保守2人が接戦の状況になれば擁立してくるのではないか」と警戒する声も。

 革新陣営の関係者は「早い段階で擁立作業が表面化すると、切り崩されるおそれがあるので 水面下で動くしかない。保守分裂の状況を見極めながら対応することになるだろう」と話している。

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