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長時間労働の撲滅を メーデー八重山地区大会

長時間労働の撲滅などに向け、気勢を上げる参加者=1日夕、大川公民館

長時間労働の撲滅などに向け、気勢を上げる参加者=1日夕、大川公民館

 労働者の祭典、第88回メーデー八重山地区大会(同実行委員会主催)が1日夕、大川公民館で開催され、各労組から約120人が参加した。八重山でも、人手不足による長時間労働など労働環境は厳しさを増しており、大会では長時間労働の撲滅とディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)などの実現を求めるスローガンや特別決議を採択した。

 八重山労働基準監督署が2年間実施した監督指導によると、労働基準関係法令の違反率が宿泊業で96.8%、レンタカー業で100%に上っていた実態が判明、ことし3月には違法な時間外労働をさせたとして小売業者が書類送検される事案も発生している。

 川本正樹実行委員長はあいさつで、法制化される見通しとなっている時間外労働の上限規制について「上限ができたら、そこまでは働かせてもいいのだという誤解や悪用を許してはならない」と指摘、「労働時間に関わる新たな常識を広げていくチャンスと捉えなければならない」と訴えた。

 特別決議では「長時間労働のために命や健康を損なう労働者が後を絶たない。働く者と家族のためにも、私たちはこのような状況をこれ以上許さない」「すべての働く者の命と健康を守り、仕事と生活の両立を保障するため、働く者の力と行動で、職場と地域から労働時間と働き方に関する新たな常識と歴史をつくり、社会に広げていこう」としている。

 佐賀裕敏連合沖縄副会長も「子どもの貧困の根本には、非正規雇用と低賃金がある」として改善を訴えた。山城秀史八重山事務所長、次呂久成崇県議らもマイクを握った。

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