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生産量増7万7000㌧ 石糖、今期の操業終了

今期製糖終了を祝って乾杯する職員と関係者ら=27日夕、石垣島製糖内

今期製糖終了を祝って乾杯する職員と関係者ら=27日夕、石垣島製糖内

糖度も上昇14.43度

 石垣島製糖(松林豊代表取締役社長)は26日夜 2016/17年期の製糖を終了、27日に構内で終了式を行った。製糖成績(速報)は、前期の製糖期間が長雨の影響から大幅に延びたことで今期の収穫面積は前期より大きく減少したものの、10㌃当たり収量が6993㌔と33・8%の大幅増となったことから原料生産量は7万7012㌧へと増産、糖度も前期の12.38度から14.43度に上昇した。農家の手取り価格は交付金額を含め計17億6434万円と前期より13.3%増える見通しだ。

 今期の操業は年明けのことし1月6日。93日間の製糖を計画したが、収穫量の見込みが大幅に増加したことから、18日間延びた。

 大幅増となった10㌃当たりの単位収量は過去10年平均の6185㌔を12%上回る成績。取引甘しゃ糖度は、糖度を基準にした品質取引制度が1994年に導入されて以降の平均13.93度も上回った。

 終了式で松林豊社長は「2月後半からの雨の影響で原料切れが3回発生し、製糖終盤にも原料切れが続いたが、昨年のことを考えれば順調に進めることができた」と述べ、関係者に感謝した。

 一方、同社の工場能力は1日当たり1000㌧だが、トラッシュを伴うハーベスタによる機械刈りの割合が約8割と拡大しているため、現在は900~950㌧が限界となっており、今期の増産には製糖期間を延長して対応した。

 松林社長は「今後、より機械刈りが進む中、より増産を目指すためには工場の能力アップは避けて通れないテーマだと思っている」と増産に向けた課題を指摘した。

 式には漢那政弘副市長らも出席、「サトウキビの生産工場、増産に向け総合的に取り組んでいきたい」と中山義隆市長のあいさつを代読した。

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