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辻口さん最優秀賞に輝く

11年ぶりに開催した「ミンサー作品コンクール」で最優秀作品賞に輝いた辻口由紀子さんと製作したミンサー帯(左)=21日午前、竹富町離島振興総合センター

11年ぶりに開催した「ミンサー作品コンクール」で最優秀作品賞に輝いた辻口由紀子さんと製作したミンサー帯(左)=21日午前、竹富町離島振興総合センター

11年ぶりのミンサー作品コン
竹富町織物事業協同組合

 【西表】竹富町織物事業協同組合(島仲由美子理事長、組合員42人)は21日午前、竹富町離島振興総合センターで「ミンサー作品コンクール」を開き、手織りと天然染色で仕上げたミンサー帯の最優秀作品賞に辻口由紀子さん(63)=大原=が輝いた。作品コンは2006年4月21日の初開催以来、11年ぶり。竹富と西表西、東部の組合員15人が112点を出品した。きもの専門店大手の㈱やまと(本社・東京都、矢嶋孝敏代表取締役会長)がモノづくり支援を展開する一般財団法人沖縄つくりべの会と共催で開かれた。

  同コンクールは町内でミンサー織に従事する組合員の製作意欲と草木染の技術向上が目的だが、組合員の減少で織手不足となり、ミンサー帯の生産量低下で定期開催ができない状況にあった。

 組合は14年度から町の「伝統芸能後継者育成事業」を活用して会員を増やし、生産量の向上と独自性の作品が充実したことで11年ぶりの開催を実現した。

 今回のコンクールは「都会の女性」をテーマに組合員の作品が一堂に会した。従来の茶色や藍染め、フクギ染めとは違い、色彩豊かな色合いを組み合わせた斬新なデザインの作品が並び、会場には各地域から多くの人々が訪れた。審査は全国つくりべの会の最高顧問も務める矢嶋会長が行った。

 藍色と白の下地にグラデーションを組み合わせて最優秀作品賞を獲得した織手歴35年の辻口さんは「着物に合うようにぼかしを入れるなど、新しい技法に挑戦できた。人の作品を見るのは新しい発見と刺激になる」と開催を喜んだ。

 島仲理事長は「前回に比べて新しい色が自然の染料で表現され、技術も高い。織手の増員で生産量が増えれば(作品展を)定期的に開催したい」と期待した。

 入賞者は次の皆さん。

▽最優秀作品賞=辻口由紀子▽優秀作品賞=上森佐和子、高市弥生▽準優秀作品賞=川満文子、田本有子、比嘉律子、大山満里子、早田照美▽染色賞=本盛美恵子、下地昌子▽技術賞=島仲やよい▽努力賞=星陽子、大城りさ▽奨励賞=東浜さと子

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