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市制施行70周年を記念する15年ぶりの市民運動会は…

 市制施行70周年を記念する15年ぶりの市民運動会は10月1日開催が決まったが自衛隊受け入れ表明で市民を大きく分断・対立させながらの開催に、あらためて中山市長は無神経で独り善がりの政治家だと感じる▼そもそも市民運動会がいわくつきだ。1981年に陸上競技場のこけら落としで始まったが、「日の丸」掲揚をめぐって労組や平和団体が「戦争の象徴の日の丸を掲揚するとは革新市長らしからぬ」と当時の内原英郎市長に激しく反発、ボイコット運動に発展したのだ▼初回は掲揚を断念、2回目以降は開会前に掲揚して通算18回開催されたが、労組らと対立当時内原市長はこう漏らしていた。「日の丸を掲揚したからといって戦争するわけではないからいいではないか」と▼確かに日の丸掲揚と自衛隊配備は明らかに違う。自衛隊は残虐な戦争に直結する軍隊だ。その軍隊の受け入れを決める重大事に、良識ある人々が市民運動会に興じてていいものか▼もし自衛隊配備で石垣が戦争に巻き込まれた時あるいは自衛隊絡みの重大な事件事故が起きた時、「そういう大事な時期にみんな能天気にも運動会で遊んでいたのか」と後世に批判されかねない▼少なくとも自分自身はそういう後悔はしたくないし、子や孫たちに恐ろしい戦争のリスクを負わせたくない。(上地義男)

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