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石垣で保育士資格取得へ 大庭学園

大庭学園の石垣集団学習会場で学ぶ新入生ら=9日午前、石垣市健康福祉センター

大庭学園の石垣集団学習会場で学ぶ新入生ら=9日午前、石垣市健康福祉センター

集団学習会場開設 17年度15人が入学

 石垣市との協定に基づき、学校法人大庭学園(大庭憲理事長)は19日、保育士と幼稚園教諭を養成する石垣集団学習会場(豊岡短期大学通信教育部こども学科)をIT支援センターに開設する。これにより、島にいながら資格を取得できる環境が整備される。2017年度は定員25人に15人が入学。週3、4日、同法人が運営する沖縄福祉保育専門学校(大庭荒校長)の夜間部と双方向の通信教育を受け、2年間かけて講義、実習を受ける。卒業すれば、保育士試験の免除を申請できるほか、幼稚園教諭の資格を取得できる。

 市は、学習会場を提供するほか、国の保育士修学資金貸付、市社会福祉協議会の教育支援資金などの制度を入学生に紹介するなどの支援を行っている。保育士修学資金は卒業後、5年間保育職に従事すると返済が免除される。

 集団学習会場では、地元の専任講師がリポートの書き方やピアノなどの演習科目を指導したり、現場実習にも同行したりするなど支援を行う。

 入学生のうち、島尻秀美さん(44)は「地元で学習会場ができるのはうれしい。保育士はやりたい仕事なのでぜひ資格を取得したい」と意気込んでいる。

 学習会場での講義開始に先立ち、開講式が9日、市健康福祉センターで行われ、新入生を代表して米藏命さんが「2年間で専門的な知識、技術を習得するとともに、子どもに寄り添うことのできる保育者として成長していきたい。常に三つのC(チャンス、チャレンジ、チェンジ)を心に置こうと思う。今日は、将来出会う子どもたちの笑顔に近づくための希望の一歩」と決意を述べた。

 中山義隆市長は「2年後に資格取得できるよう勉学に励んでほしい」と激励。大庭校長は「『心は豊かに 技は確かに』の建学の精神のもと、しっかり学んでほしい」、大庭理事長は「この事業が成功すると石垣の発展につながる」と述べた。

  • タグ: 大庭学園保育士資格
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