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大きく見解が分かれる事象だろうか、…

 大きく見解が分かれる事象だろうか、と思う。石垣市教育委員会が中学生向け副読本「八重山の歴史と文化・自然」の継続発刊を控えると判断した理由にである▼見解が分かれるとしたのは「南京事件」と「従軍慰安婦」に関する記述。2月22日の紙面でも紹介したが、あらためて▼「日本軍は敗残兵の一掃を口実に、『南京事件』といわれる一般市民への無差別の虐殺や略奪を行いました」「駐屯部隊には、島外も含めて八重山でおよそ10カ所ほどの慰安所が配置され、朝鮮から連行されてきた女性たちが慰安婦として人権無視の状態に置かれていました」▼政府見解はどうなっているか・外務省のホームページでは、「南京大虐殺」について被害者の人数を認定することは困難としつつ、「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています」と事実上認めており、従軍慰安婦についても「この問題は当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」としている▼副読本の記述と比べてどうだろう▼市教育委員会の3月24日の定例会では、委員から「文言についてはわれわれでは計り知れない部分がある。もしできるのであれば文科省の調査官に一度打診してはどうか」との提案があった。ぜひ、そうしてほしい。(比嘉盛友)

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