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南ぬ島石垣、税関空港指定 国際貨物の輸出入可能に

県内で那覇空港に次いで、税関空港に指定された南ぬ島石垣空港。国際路線を活用した特産品の輸出展開が注目される=(資料写真)

県内で那覇空港に次いで、税関空港に指定された南ぬ島石垣空港。国際路線を活用した特産品の輸出展開が注目される=(資料写真)

那覇に続き県内2番目 「人」「物」の動き加速へ

 台湾と香港の路線を直行便で結ぶ南ぬ島石垣空港が1日、国際線航空貨物の輸出入が可能な税関空港に指定されたことが5日、分かった。これで県内の税関空港は那覇空港を含む2空港となった。同一県内で複数の税関空港が指定されるのは全国で北海道と福岡県に続く3県目。指定は31番目。市は、現在就航している国際線を生かして特産品などの販路拡大で「人」と「物」の動きを加速させる考えだ。5日午後、中山義隆市長は八重山毎日新聞社の取材に「石垣の産物がダイレクトに輸出できる。物産が伸びれば石垣の認知度も上がり、観光にも大きなプラスになる」と期待した。

 税関空港は関税法で貨物の輸出入と外国貿易機の出入港などが可能な空港。財務省が指定する。

 石垣からの国際貨物は那覇空港などを経由して発送されていたが、石垣空港の税関指定で、直接発送することが可能となり流通サイクルの簡素化が実現した。

 市は、現在就航している台湾と香港で特産品や農水産物の輸出を展開することで販路の裾野を広げ、地元企業のビジネスチャンスを引き出すことも狙う。

 今後は直行便を就航している民間航空会社と輸出体制の調整を行い、海外の市場ニーズや現地バイヤーとのマッチング、貨物量と物流コスト面などの把握に取り組む考えだ。

 税関空港の指定について石垣税関支署の磯辺敏雄支署長は「空路を使って海外に石垣の農水産物を展開する可能性が広がった。税関としても石垣市の取り組みを応援したい」と述べた。

 具体的な輸出先と品目について中山市長は「週5便運航している香港便で、これから時期を迎えるパインやマンゴーに加え、アカジンミーバイなど水産物の輸出を考えている」と考えを示し、石垣牛の輸出には「増頭の必要があるが、現在の食肉センターの設備は十分整っている。必要なHACCP認証に取り組み、体制を整えたい」と述べた。

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