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新空港で独立会社がGH 地方空港で全国初参入

香港エクスプレス社のグラウンドハンドリング業務を担っているジェイネットエアのスタッフら=3月27日(ジェイネットエア提供)

香港エクスプレス社のグラウンドハンドリング業務を担っているジェイネットエアのスタッフら=3月27日(ジェイネットエア提供)

日本航空学園GPジェイネットエア 香港エクスプレス航空増便対応

 3月26日から週5便に増便して夏ダイヤを運航している香港エクスプレス航空のグラウンドハンドリング(GH)業務は、学校法人日本航空学園グループの独立系GH会社「ジェイネットエア」(松岡雅治代表取締役、那覇市)が担っている。これまでは既存航空会社に委託していたが、増便への対応が限界に達していたことから、学園グループが新会社を設立して新規参入、増便を可能とした。航空会社やターミナル運営会社から完全に独立した会社が、地方空港でGH業務を行うのは全国でも初めてのケースとなる。

 ジェイ社は1日4便まで対応可能となっているため、新規乗り入れを計画する航空会社にとっては自社の都合で運航スケジュールが組めるというメリットがある。石垣市は「これまでは海外などでプロモーションをすると受け入れの調整が難しかったが、ハンドリング会社ができたことで、積極的に誘致活動が展開できる。有効に活用したい」と歓迎している。

 エクスプレスは昨年6月に香港—石垣間で就航し、夏ダイヤは週3便、冬ダイヤは週2便の運航を行い、今夏から5便を計画したが、GHを委託している航空会社の対応が難しくなったため、エキスプレス社の元社員で学園グループプロジェクト本部長の佐和田寿本部長と連携。同グループは昨年11月1日にGH社を設立、仙台空港にあったGH業務に必要な機材(12種)を自前で導入し、ことし2月10日に代理店棟に入居して準備を進めてきた。

 ジェイ社は事務を含めてスタッフ9人。月、火、水、金、日曜日に香港から到着する機材を受け入れ、駐機場に誘導するマーシャリング、機体の移動、ドアの操作、手荷物の搭降載と搬送などのランプ業務を行っている。

 ジェイ社石垣空港ステーションを担当する佐和田副支社長は「まずは1日1便の運航をしっかり安定化させ、次の展開として他の航空会社の誘致に向け、市の協力も得て海外プロモーション活動を展開したい」と話している。

 同学園グループは、石垣空港を拠点にした水陸両用機の運航、GHに関する専門学校の設立も検討しており、水陸両用機について佐和田副支社長は「離着陸の施設整備を必要とせず、石垣空港から直接離島に運航できるメリットがある。ことしから準備に入り、2019年ごろの就航を目指したい」としている。

  • タグ: 学校法人日本航空学園グループジェイネットエア香港エクスプレス航空
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