八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

小規模多機能型居宅介護事業所「がんじゅうさ~」開所

北西部で初めて開所した小規模多機能型ホームとスタッフら=3月31日午後、伊野田

北西部で初めて開所した小規模多機能型ホームとスタッフら=3月31日午後、伊野田

伊野田集落内に北西部で初 通所、宿泊、訪問サービス提供

 北西部初の小規模多機能型居宅介護事業所「がんじゅうさ~」が3月31日、伊野田集落内に開所した。㈱がんじゅうさー(渡辺佐代子代表取締役)が開設したもので、看護師や介護士らスタッフ11人が通所、泊まり、訪問の3サービスを組み合わせて提供する。定員は通い13人、泊まり9人(床)で26人まで登録ができる。北部にはこれまで介護保険のサービス提供事業所がなかったため、介護が必要なお年よりは市街地など遠方の施設の利用を余儀なくされてきたが、地理的ハンディの解消につながるものと期待されている。

 石垣市から地域密着型サービス整備事業者として指定を受け、準備を進めてきた。施設は、いのだ幼稚園向かいの敷地(559平方㍍)に延べ床面積170平方㍍の施設が整備された。市介護長寿課によると、県が施設整備費として3200万円を補助した。

 施設内で行われた開所式・内覧会には市の関係者や地域住民、北部の公民館長らが出席。伊野田公民館の山城由久館長は「遠いところに通っているお年寄りも何人かおり、近くに施設ができたので家族も安心して預けられる」と話した。

 式で渡辺代表は「北部地域に住む皆さまが住み慣れたところで住み続けられるよう、利用者や地域住民の声に応え、地域に愛される施設であり続けることを約束する」とあいさつした。

 中山義隆市長、砂川利勝県議も祝辞を述べ、それぞれ「北部がいつまでも元気でいられるよう支援の一端になればと期待する」、「施設があれば、家族の不安も軽減される。北部の入植者が石垣島の発展の力になった。その先輩たちの安らぎの場にしてもらいたい」と激励した。

 同社は、サービス付き高齢者住宅の整備も計画しており、「まずは1年間、今回の施設をしっかりと運営したい」(新里順子取締役)としている。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム