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生産量354㌧目指す 市甘しょ生産組合

石垣市甘しょ生産組合の設立総会に参加する生産農家ら=29日午後、市健康福祉センター

石垣市甘しょ生産組合の設立総会に参加する生産農家ら=29日午後、市健康福祉センター

組合に21人加入 拠点産地、4月中認定見込み

 「沖夢紫」の生産農家らで組織する石垣市甘しょ生産組合(東田盛正組合長)は29日、設立総会を市健康福祉センターで開いた。21人が組合員として加入、2017年度活動計画などを決めた。17年度は作付面積26㌶、生産量354㌧を目標に採苗ほの設置、計画的植え付けの徹底による安定出荷体制の構築、堆肥・有機質肥料の投入による土づくりの徹底、サトウキビとの輪作体系の推進などの取り組みを組織的に推進する。栽培講習会、現地検討会、先進地視察、消費拡大キャンペーンなども予定している。市農政経済課によると、県に申請している拠点産地は4月中に認定される見込み。

 市内の甘しょ生産は2015年までの過去5年間の平均値で作付面積18㌶、10㌃当たり収量1553㌔、生産量280㌧。生産量の8割は加工食品用として出荷されており、品種の約7割が「沖夢紫」。

 これまでは個人が個々で販路の確保、品種の検討、栽培技術の向上に取り組んできたが、今後は組合を中心に市、県などと拠点産地の育成に取り組む。

 育成計画によると、2020年度には農家60戸、作付面積35㌶、10㌃当たり収量1500㌔、生産量525㌧に拡大する計画だ。

 同課によると、甘しょは、サトウキビ収穫後のほ場に輪作作物として植え付けることで農家所得の向上、裸地解消による赤土流出防止が期待されることから、農政経済課はきび農家にも新規栽培を促していく考え。石垣克治課長は「栽培講習会に合わせて新規栽培者の講習会もやりたい」と説明した。

 総会の冒頭、山田善博農林水産部長があいさつし、「甘しょは加工用原料として需要が高まっており、サトウキビの輪作作物として赤土流出防止対策にもなり、農家の収益増も期待される」と述べた。

 東田盛組合長は「拠点産地に認定されることで意欲を持てる。拠点産地に恥じないようモデル地区にしていきたい」と決意を語った。

 組合は入会金1人5000円、出荷量1㌔当たり1円の組合費を財源としている。

  • タグ: 甘しょ生産組合
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