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発酵調味料レシピを商品化

発酵調味料レシピをもとに商品を開発した事業所の代表ら=27日午後、庁議室

発酵調味料レシピをもとに商品を開発した事業所の代表ら=27日午後、庁議室

経済大使の小泉武夫氏が考案した商品ラベルデザイン

5業者地元産100%で開発 市の公認ブランドで販売へ

 黒麹(こうじ)など100%地元産の素材を使った新しい発酵調味料を開発しようと、ゆばなうれ大使(経済大使)の小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)が理事長を務める特定非営利活動法人発酵文化推進機構の考案した地元産発酵調味料レシピ全6種をもとに、新商品の製造・販売を希望する地元事業者を募っていた石垣市は27日、5業者が5レシピを商品化したと発表した。5月以降、小泉氏考案の市公認ブランド「島の発酵食石垣醸し堂」として順次、販売・提供していく予定だ。

 商品は、▽発酵石垣島とうがらし▽発酵黒糖黒麹酢▽豚醤油▽トマト醤油▽黒麹万能調味料|のレシピをもとに開発され、「黒ぴりっ辛」「天然発酵ピパーチ(黒ぴりっ辛)」「ブラックビネガー」「豚醤」「トマト醤油」「黒麹まーさん」の商品名となった。

 いずれの商品も、㈲八重泉酒造(座喜味盛二代表取締役社長)が石垣産ひとめぼれからつくった黒麹を使用。唐辛子、塩、かつお節、青パパイア、黒糖、豚、麦みそなどの原料もすべて地元産。

 小泉氏が会長を務める全国発酵のまちづくりネットワーク協議会の全国発酵食品サミットに合わせ、日本橋の高島屋で10月4日から1週間、加盟自治体の商品とともに紹介、販売される。高島屋はネット販売のカタログ掲載にも前向きに検討しているという。

 市役所で行われた会見で小泉氏は「100%石垣市のものを使っている。ブラックビネガーは日本にない商品。動物性タンパク質や野菜を使った商品は平安時代にあったもの」と希少性を強調し、「作っておしまいではない。機構は今後も商品を育てていく。さらにブラッシュアップしてよりよいものをつくっていきたい」と全面支援を約束した。中山市長は「新たな特産品としてPRしていきたい」と話した。

 商品を製造する5業者のうち、3社が市販し、2社が自前店舗内メニューで活用する予定。代表らは「健康に役立つ、おいしいものが作れた。体に良いものを作り続けたい」「安心安全なものを届けたい」「量産体制を整えていきたい」などと語った。

 5業者は次の通り。

 ▽農業生産法人㈱石垣島胡椒園(嵩西洋子代表)▽特定非営利活動法人就労継続支援事業所しあわせさまさま(井手祥子管理者)▽森の賢者(鈴木淳代表)▽㈲八重泉酒造(座喜味盛二代表)▽㈱与那国水産(東郷清龍代表)。

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