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星空ガイドを職業化へ 市観光交流協会

「星空ガイドのプロを目指す実践講座」を受ける人たち=25日午後、市立図書館視聴覚室

「星空ガイドのプロを目指す実践講座」を受ける人たち=25日午後、市立図書館視聴覚室

実践講座を開催、プロ養成、ツアー起業も

 石垣市観光交流協会は25日、過去2度開講している「美ら星マイスター養成講座」の受講生を対象にした「星空ガイドのプロを目指す実践講座」を、星空ビジネスを展開する星空ツーリズム㈱(上野貴弘代表取締役)とともに市立図書館視聴覚室で開催した。2017年度の養成講座から、星空に関する知識の習得にガイドの現場や事例を学ぶ実践を取り入れ、星空ガイドの職業化や星空ツアーの起業を促進していく考えだ。

 協会事務局によると、市内ではホテルを含む5業者が星空ツアーなどを展開。このうち、2014年に設立した星空ツーリズムは現在、年間5000人を受け入れており、上野代表によると、受け皿が足りない状況という。

 講座の講師を務めた上野代表は国内の星空観光を紹介した上で「星空が産業化され、ガイドが職業として成り立っているのは石垣島しかないと思う。ガイドが活躍できる地域。市場として大きな可能性があり、数十億円の産業になるのではないか」と話した。

 地場産業として成り立つ条件として▽受け皿▽継続性▽話題性|を挙げ、「この三つがあれば安定的な地場産業になる可能性がある。地場産業になれば新規客層の開拓など波及効果がある」と期待した。

 ニュージーランドで星空ガイドの経験があり、市内ホテルなどで星空ツアーを行っている友利恵子さんは「海に囲まれていて夜の暗い環境が保たれている。民話や民謡、祭事など星空と暮らしや文化が結びついている。一年中温暖で、星が見えなくても夜も動植物の観察ができる」と八重山の特徴を紹介、「知識を習得すれば、元手がなくてもレーザー1本でガイドはできる」と説明した。

 観光協会は、実践講座を通して星空観光の▽資源化推進▽人材育成▽雇用促進|を目指す。担当の前津秀一郎さんは「ガイド人口の増加でコンテンツを充実させ、観光客の滞在日数を増やしていきたい」と話している。

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