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「はた目を気にするならボランティアはするな」…

 「はた目を気にするならボランティアはするな」十数年前、散歩がてらに始めた通りのごみ拾いを「人目に付いたら恥ずかしいので犬の散歩を装っている」と打ち明けたら叔父に一喝された。以後その喝は私の行動目安になっている▼叔父は国道沿いの団地住まいで大の動植物好き。時間があると島中を散策、開発で減っていく動植物に思いをはせていた。まとまった土地があれば、それらを集めて保全したいが口癖だった。季節の移ろいに敏感でイワサキクサゼミが鳴きだしたよ、鉄砲ユリが咲きだしたなど旬の話題を新聞社へいち早く通報してくれた▼慢性の膝や腰の痛みを抱えていたが、お世話になっているからと団地周辺の草刈り、ごみ拾いを率先こなし、伸びると歩道を遮る国道ヤラブ並木の側枝を落として子どもたちの安全通学への配慮も忘れなかった▼宮良橋駐車場の休憩所やヒルギ群落へポイ捨てされたごみを拾い集めることや地域の祭祀(さいし)に供されている湧き水池をきれいに保全する作業も行っていた▼国道並木の側枝採りは4年ほど前から大浜中15期の有志やライオンズクラブが定期的に実践し始めたし、宮良橋周辺の清掃も駐車場を利活用しているカヌー業者の皆さんが引き継いでくれてるようだ▼乗好叔父さん(享年80歳)お疲れさまでした。(仲間清隆)

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