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75歳以上のドライバーを対象に認知症対策を…

 75歳以上のドライバーを対象に認知症対策を強化した「改正道路交通法」が12日、施行された。近年、全国的に問題視されている加齢からくる高齢者の交通事故の増加や認知症への対応措置だ▼75歳以上の運転者に対し、これまで3年ごとの免許更新時に実施されていた認知機能検査が、信号無視や逆走など18の違反行為をした段階で、臨時に課される。検査で認知症の疑いがあれば医師の検査が義務付けられ、認知症と診断された場合は免許の取り消し対象となる▼八重山署管内でことし1月末時点で75歳以上の免許保有者は2761人。これまでに運転免許の自主返納が16年に40人、17年は8日時点で10人にのぼる。日常生活への影響を考え、返納に二の足を踏んでいる高齢者も多いだろう▼16年に発生した65歳以上の高齢者が関係した人身事故は全体の約23%に当たる23件。その約半数が視力や判断能力の低下が一因とされる出合い頭の事故で、過去に死亡事故や重傷事故も起きている▼高齢者は、加齢からくる身体的な衰えは避けられない。「自分はまだ大丈夫」という過信は禁物。自身の身体能力の的確な見極めが必要だ▼高齢者が日常生活に不安なく、安心してハンドルを置くことができるよう、家族や関係機関など周囲のサポートが不可欠だ。(下野宏一)

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