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先週、「臓器移植への理解は体験者の話が…

 先週、「臓器移植への理解は体験者の話が聞けたらもっと進むのではないか」と述べたら、「臓器移植では名乗らない限り、誰が提供者で誰が移植者などは公表されない」と電話が▼善意による無償の提供ゆえ葬儀費用の負担や謝礼も認められないと言う。それだけに命のバトンと銘打っていても次走者が大事に育み永らえてくれなくては提供者は浮かばれない由▼東京での話。臓器提供の意思表示をしていた娘が交通事故に遭い脳死を告げられた。移植となれば臓器の全てを提供できるとの説明。本人の意思との板挟みに家族は揺れる。話し合いの結果眼球と皮膚は対象外に▼臓器摘出後、遺体は病院の全職員に見送られ自宅へ。通夜からお別れ会は一般の葬儀と変わらない時間の流れ。しかし家族は娘の七つの臓器がほんとうに人のために役立ったのか不審にとらわれた▼とある日、臓器移植を経て社会復帰した人がテレビで未知の提供者に感謝の誠を述べていた。移植日の確認で娘の命(意思)が各地で宝石のように輝き始めたことを知り家族は手を取り合った▼以来、父親の田中和行氏は臓器移植提供者家族の会代表として啓発活動の先頭に。18日(土)午後2時〜・健康福祉センターで八重山ライオンズクラブ結成55周年記念事業の一環で講演する。無料。(仲間清隆)

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