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作曲家の船村徹さん(84)の死去を伝える…

 作曲家の船村徹さん(84)の死去を伝える報道では、細川たかしさんの「矢切の渡し」、北島三郎さんの「風雪ながれ旅」、鳥羽一郎さんの「兄弟船」など代表曲も紹介された。聴いているうち、中学1年のころが懐かしくよみがえってきた▼当時、石垣中学校の野球部に所属。グラウンドが使用できない雨天時は、校舎で走ったり、筋力トレーニングをしたりしていたが、ときに時間があると、1年生は余興をさせられた▼同級生の一人が歌ったのが「矢切の渡し」。私は、大川栄策さんの「さざんかの宿」が十八番(おはこ)だった。もちろん2人とも、こぶしをきかすこともできず、歌詞の意味もよく理解していなかった。でも覚えていた▼毎週火曜日になると、祖母に「ちゅうや(今日は)歌謡ホールど」と促され、午後8時から始まるNHKの歌番組をともに視聴していたからだ。主に演歌。当時は民放の放映が開始されておらず、NHKを見ることが多かった▼歌には、時代の記憶を刻みつける効果がある。歌を通して中学の野球部時代のこと、亡き祖母のことを思い出した▼ところが、社会人になってからは、歌で喚起される思い出が極端に少なくなったような気がする。感受性豊かな若い時代に、歌に限らずいろんなもので感性を磨こう。(比嘉盛友)

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