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沖縄は観光に支えられて経済も雇用も絶好調

 沖縄は観光に支えられて経済も雇用も絶好調だ。最近の新聞は本紙も含め「有効求人倍率、本土復帰後最高」「2016年の失業率は23年ぶり4%台に大幅下落などの明るい見出しが次々躍る▼しかし一方で、「正社員求人は悪化」「最低賃金破り、全国ワースト」「市町村職員も非正規が42%」「人手不足対策、雇用の質改善で」「子どもの貧困、非正規労働が主な要因」などの見出しも目についた▼それは経済や雇用が大きく好転しても、沖縄の抱える深刻な課題が依然改善できていない現状を示すものだ▼そういう中で先日の県紙のコラムに大きな共感を覚えた。それは「働くを考える」を連載する女性記者の、48年間連続増収増益を続ける本土食品メーカー会長の経営理念を引用した「社員の幸せこそ経営の神髄」というコラムだ▼その経営の神髄とは「会社は経営者が財産をためるためのものじゃない。社員の幸せを何より優先させる。その思いが伝われば社員は自分の会社と思って一生懸命働き、結果として業績は上がる」だ▼働く人をモノとして使い捨てする低賃金で将来設計も描けない身分不安定な非正規雇用が横行する今、「社員の幸せを優先」という言葉の響きが何と心地良いことか。そういう経営者の企業は「100年企業」も夢でないだろう。(上地義男)

 
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