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食事介入研究 沖縄型伝統食の食育を

講話を行った琉球大学地域推進機構の等々力英美客員准教授=7日午後、八重山合同庁舎2階会議室

講話を行った琉球大学地域推進機構の等々力英美客員准教授=7日午後、八重山合同庁舎2階会議室

チャンプルースタディR活用セミナー」で講話を聞く参加者ら=7日午後、八重山合同庁舎2階会議室

料理紹介と講演で大切さ説明

 沖縄野菜を主な食材とした伝統的な沖縄食を基にした現代的なメニューの開発とその健康への影響を評価する食事介入研究「チャンプルースタディR」の活用セミナー(沖縄県主催)が7日、八重山合同庁舎で開催され、関係事業所などから33人が参加した。セミナーでは、同スタディの事業報告や県産野菜を活用したレシピが紹介されたほか、琉球大学地域推進機構客員准教授の等々力英美氏とフィニッシングスクール西大学院長の西大八重子氏の基調講演も行われた。県産野菜消費拡大による健康長寿地域づくり事業の一環。

 等々力氏は「科学的データに基づく沖縄型食事の有効とその実証」として、2005年から沖縄野菜と沖縄伝統料理の研究成果を報告。成果として「野菜主体の伝統的沖縄型食事は、かつお節や昆布だしを使用し低塩分で高血圧予防となる」と説明。

 また、沖縄県は米国式食習慣が根付いたことで平均寿命が低下している事を指摘。20年から30年掛かると予想される長寿県沖縄を取り戻すため、現在、子どもへの「食育」に力を注いでいる、という。

 等々力氏は「子どもが食育で伝統料理を学び、親世代へ働きかける。親は子どもの事になると熱心になり栄養面を考慮し、家族や地域で食に対する変化が生まれる」と分析する。

 西大氏は県が認定する伝統的農産物28種類を使用したオリジナルレシピを紹介。「開発レシピを1週間の全食事のうち8食だけ実践し、1食分の塩分量は2㌘から3㌘を目安にしてほしい」と説明した。

 また、減塩のこつとして▽うま味を上手に生かす▽辛み(香辛料)で香りを楽しむ▽酸味でアクセント▽甘味で満足感を味わうーとポイントを挙げた。

 県では2040年に〝男女とも平均寿命日本一〟を目標に「健康おきなわ21(第2次)」計画に基づき取り組みを展開している。

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