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通知遅れに保護者不安 「復職めど立たない」

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市17年度保育所選考結果 対象児952人 一職員で審査

 石垣市の2017年度公立・認可保育所(園)の入所手続きで、選考結果を知らせる通知書の発送が2月下旬の予定から遅れており、申し込みをしている保護者から「職場復帰のめどが立てられない」「復職予定だが、見通しが立たないと死活問題になる」と不安と焦りの声が上がっている。入所手続きを担当する市児童家庭課によると、通知書が届いていない対象児は0歳から2歳までの952人。入所審査を職員一人が行っているため、時間を要しているという。

 同課によると、これまでも通知が遅れていたため、17年度の応募締め切り日は前年度から1カ月前倒して11月4日にした。しかし、今回から入所希望枠を第3希望から第5希望まで増やしたこと、保護者の希望に沿うよう慎重に調整・審査を行っていることなどから通知に遅れが出ている。

 1日現在、4月に入所可能な公立・認可保育所、3歳児以下の小規模保育所、事業所内保育所、幼保連携型認定こども園、幼稚園型認定こども園は34施設で定員は計1883人。これに対し入所申し込みは1942件。同課は、国が定める運用基準をクリアする保育所に対し、定員数の増員を要望している。

 通知の遅れに対し、3歳と0歳の子どもを持つ30代女性は「育児休暇が明け、受かる前提で職場復帰の手続きを進めているが、通知が届かない。これでもし不承諾なら、仕事を辞めて育児に専念するしかないのか」と不満をあらわにする。

 1歳児クラスへの入所申し込みを行った30代女性(同)は「子どもの祖父母も島におらず、頼ることはできない。無認可保育園も市が管轄する認定こども園に切り替わっているため、無認可保育園に入園する選択肢が狭まっている。ギリギリで通知が届くと入園準備も大変」と嘆く。

 同課の石垣収一課長は「来週中には発送を予定しており、不承諾の保護者には別の施設への紹介も行う」と理解を求めている。審査体制については「職員一人だと厳しい。可能なら増やしたい」と話した。

  • タグ: 認可保育所(園)石垣市
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