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陸自計画、「配備に向け手続き開始」 中山市長が施政方針

2017年度施政方針を示す中山義隆市長=27日午前、本会議場

2017年度施政方針を示す中山義隆市長=27日午前、本会議場

前勢岳のゴルフ場、必要施設と考え協力示す

 中山義隆石垣市長は、27日開会した市議会3月定例会で2017年度施政方針演説を行い、主な政策を説明した。「配備に向けた諸手続きを開始することを了承した」と事実上の受け入れを表明している自衛隊配備計画について、「今後、具体的な計画が出てきた段階で情報をオープンにし、市民の声、市議会での議論を経て防衛省との調整を行っていく」と従来の考えを示した。民間企業が前勢岳で計画するゴルフ場付きリゾート施設については「総合的な観点から本市に必要な施設」として「関係法令に基づき、自然環境にも十分配慮しながら必要な協力をしていく」と述べた。

 主な政策のうち、旧空港跡地での新庁舎建設は17年度の実施設計の完了、18年の着工、19年度内の完成・供用開始のスケジュールを示し、「着実に取り組んでいく」とした。同跡地を横断する市道旧空港跡地線は実施設計、用地買収、工事着手を予定、南側の南大浜地区については用途地域指定を目指す考え。

 現庁舎跡地については利用の考え方、方向性、事業のあり方を盛り込んだ計画の策定に取り組む。

 石垣空港国際線旅客ターミナルの拡充整備は既存施設と仮設ターミナルの運用と並行して増改築工事を進め、18年度の供用開始に向け取り組む。

 水産業の新たなブランドとして養殖実証試験を行っていたスジアラについて「陸上養殖が可能になった」として基本・実施設計を行い、ブランド化けの可能性調査を実施、民間と連携した施設整備を目指すとしている。

 このほか、星空保護区の認定に向けた申請と星空保全条例の制定、消防伊原間出張所の10月までの移転、福祉避難施設の整備、健康福祉センターへの臨床心理士配置、石垣港離島ターミナル内へのプラネタリウムの導入、登野城小学校建て替え工事の完了と白保小学校新増改築の着工などにも言及した。

 中山市長は全29の市制施行70周年事業について「自然、伝統文化、食、風景など石垣の魅力・強みの再発見・磨き上げや内外への発信、市民活動の充実・協働意識の向上など、新たな価値の創造につながる」と説明、「全市民とともに心を一つにして力強い一歩を踏み出していく」と決意を示した。

 2期目の最終年度になっていることにも触れ、「マニフェストの実現も含め、総仕上げの一年。『日本一幸せあふれるまち石垣市』の実現に向けて職員一丸となって市政運営に全力で取り組む」とした。

  • タグ: 自衛隊ゴルフ場
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