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牛と綱引き2年ぶりに復活 第25回黒島牛まつり

節目となる第25回黒島牛まつりで、2年ぶりに実施された人と牛との綱引き=26日午後、黒島多目的広場

節目となる第25回黒島牛まつりで、2年ぶりに実施された人と牛との綱引き=26日午後、黒島多目的広場

牛の島に2700人来島 多彩なイベント楽しむ

 【黒島】第25回黒島牛まつり(同実行委員会主催)が26日、黒島多目的広場で盛大に開催された。時折雨が降ったが会場には約2700人が訪れ、牛にちなんだ多彩なイベントとにぎやかなステージを楽しんだ。地域活性化を目的に約200人の島民総出で続けてきた手作りの行事はことし節目を迎え、実行委員長の宮良りみさん(54)は今後に向けても「『肝ぴしち色ぴしち』(心を一つに)の精神で全力で取り組みたい」と意欲を示した。(3面に写真特集)

 同まつり独自のユニークなプログラム「牛との綱引き」は2年ぶりに実施され、参加者は、八重山闘牛大会で2連勝している雄牛「光ちゃん号」(体重約800㌔)と対戦した。

 最初は5人一組で挑むも牛に圧倒され、その後は10人一組で仕切り直し。それでも歯が立たず、全3戦とも牛が勝利した。

 約400㌔の干し草ロールを転がす「牧草ロール転がし」でも熱戦が展開された。男女のペアが干し草を乗り越えて、農業用一輪車でともにゴールを目指す「ジャンプDEラブロール」も来場者から大きな拍手を受けていた。

 他にも、子牛へミルクを与える体験や牛の爪を削る削蹄(さくてい)の実演、沖縄角力(すもう)などでにぎわった。

 ステージでは、黒島小中学校児童生徒の「満月太鼓ばやし」でイベントが幕開け。石垣在黒島郷友会らが10年余ぶりに庭の芸能を披露し、「タイラク」や「獅子の棒」、「獅子舞」が会場を彩った。

 島出身の島仲久さん、東筋秀吉さんも歌と演奏を披露。その他にも多くのゲストがステージを飾った。

 まつりのテーマは「小さな島から見いだす大きな可能性」。宮良さんは「島民一人一人が実行委員。まつりの準備を通して若い人が成長できるイベントにもなっている。今後は地域振興だけでなく、観光にも寄与できるイベントにしていきたい」と話していた。

  • タグ: 牛まつり黒島
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