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観光人材育成へ連携 市と麗澤大、就業体験協定

連携協力、連携教育に関する協定を締結した左から中山義隆市長、中山理学長、真栄田義功校長=20日午前、庁議室

連携協力、連携教育に関する協定を締結した左から中山義隆市長、中山理学長、真栄田義功校長=20日午前、庁議室

 石垣市は、観光人材育成など包括的な連携に関する協定を麗澤大学(中山理学長)=千葉県柏市=と今月1日に結び、13日から同大のインターンシップ(就業体験)を受け入れている。これまでは同大のゼミがNPO法人と連携して学生を派遣していたが、協定締結以降、市が受け入れ希望事業所をとりまとめるなど窓口機能を担うとともに学生の交通費(片道)を助成している。3月までに留学生や日本人学生計14人をホテルや船会社など8事業所が受け入れる。学生にとって貴重な就業体験の場となる一方、企業側にとっては深刻化する人材不足の緩和につながりそうだ。

 中山義隆市長と中山理学長が20日、市役所で協定書に調印。中山市長は「急増する外国人客への多言語、多文化への対応など観光人材育成の課題を抱えている。協定は、学生と観光産業従事者とのつながりを創出し、本市で就労する優位性や課題を相互に認識し、新たな人材確保・育成の推進を目指すもの。学生の就職先の選択肢となるよう取り組みたい」、中山学長は「机上の学問だけでなく、学生にさまざまな体験をしてもらい、課題解決の機会を提供したい」とそれぞれ期待した。

 協定は、同大外国語学部の山川和彦教授らの共同研究者が2014年2月、クルーズ船で訪れる台湾人旅行者への接遇など観光人材育成に関する調査を実施したのがきっかけ。石垣島が実践的な教育の場になると判断し、15年度からインターンシップを開始。16年にはNPO法人八重山美ら島塾と協定を締結していた。

 市との協定で公的機関との枠組みが実現。同大はインターンシップのリピーター化・長期化、留学生の参加増を想定しており、山川教授は「学生が石垣の自然や文化など多面的に情報を発信できる機会もつくりたい」「継続できる枠組みができたので、インターンする機会を増やしていきたい」と話している。

 協定は、広範な分野で知的・人的・物的資源を相互に活用し、地域社会の持続的発展に寄与することが目的。人材育成、教育・文化の振興、観光・まちづくり、地域の国際化について相互に連携・協力する内容となっている。

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