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台湾から人材確保へ 来月、台北で求人活動

沖縄就職フェアin台北で台湾からの人材確保に乗り出したNPO法人八重山美ら島塾の事務所=10日午後、石垣港離島ターミナル内

沖縄就職フェアin台北で台湾からの人材確保に乗り出したNPO法人八重山美ら島塾の事務所=10日午後、石垣港離島ターミナル内

多言語通訳可能求職者 地元企業への定着目指す
八重山美ら島塾

 外国人観光客に対応できる人材育成に取り組んでいるNPO法人八重山美ら島塾(玉城信夫理事長)が台湾国内からの人材確保に向けて動きだした。同塾は、3月に県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が台北市内で初めて開催する「沖縄就職フェアin台北」で日本語学習を行っている台湾人求職者とのマッチングを目指す。今後は多くの人材確保に向けて台湾市内に現地受け入れ拠点の設置も模索しており、石垣で課題となっている多言語に対応できる人材不足の解消と地元企業への人材定着を目指す。

 八重山美ら島塾は、市の「外国人観光客向け観光人材バンク事業」などを受託し、急増する外国人観光客に対応した人材を輩出しているが、市内事業所などから多岐多様化する外国人客への対応依頼は後を絶たない。

 なかでも、外国人観光客が運転するレンタカー事故などで警察や医療機関からの通訳依頼が急増。裁判所から通訳を依頼されるケースもあり、相談や通訳紹介の依頼は年々増加しているという。

 同塾は県内への語学人材確保の受け入れを加速させるOCVBの「沖縄就職フェア」に着目。同フェアは昨年11月に中国福建省で初めて行われ、海外から優秀な人材確保へ向けた雇用を推進。採用後の渡航費や就労ビザなどの諸手続きは事業者が負担する。

 3月に台北で行われる同フェアには現地で日本語を学習した大学生や社会人100~150人が参加する見込み。県内からホテルやダイビング業など全14社が参加。このうち4社が郡内企業という。

 OCVB国内事業部受け入れ推進課の担当者は「海外から優秀な人材を確保することで、自社の受け入れ強化や継続採用に向けた呼び水になり、独自確保につなげられる」と期待した。

 同塾は石垣に勤務する台湾人就労者の受け入れ先として現地に採用拠点を設ける考えも示しており、石垣の需要に合わせて多言語に特化した人材を確保する計画を進めている。

 玉城理事長は「自社で多言語に特化した人材確保は石垣市の観光産業を支えるきっかけになる。今後は派遣業の認可も視野に入れ、人手不足解消に向けて台湾から優秀な人材を確保したい。観光産業を拡大させたい」と述べた。

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