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まっとうな理由があっても、手続きを誤ると

 まっとうな理由があっても、手続きを誤ると、目的を達成できないことがある。これがまた起きた。5人未満の幼稚園休園問題である▼待機児童を解消したい。質の高い集団教育の環境を整備したい。幼稚園教諭の負担軽減や労働平準化を図らなければならない。学級数の増加に対応する必要がある。市税に占める幼稚園負担費割合が大きく、施設の改修に苦慮している▼休園の対象とする5人未満という人数については議論のあるところだが、いずれの理由も十分に理解できる内容だ。だが、やり方が一方的だった▼市教委側は、定例会で5人未満の幼稚園の休園を決定しないと、地域での説明会に入れないとしていたが、果たしてそうか。これではトップダウン、住民は唯々諾々として従うしかないのか。それは違う▼市立幼稚園・保育所あり方検討委員会が小規模幼稚園を休園とする方向性を打ち出した段階で公表できたであろうし、規則の一部改正が事務局から提案されたときに教育委員が「まず案を地域に説明し、理解を得るように」と指示し、説明会終了まで決定を保留することもできたはず▼2018年3月末の待機児童ゼロ達成に向け、時間的な制約があったというが、休園措置は結局、2年先送りに。住民合意の手続きを怠ると、手痛いしっぺ返しを食らう。(比嘉盛友)

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