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約800人が陸自配備NO! 市長の受け入れ表明糾弾

音楽に合わせ、「基地」「ミサイル」に×をつけたプラカードを掲げ、自衛隊配備に反対の意志を示す人たち=29日夕、石垣市総合体育館メーンアリーナ

音楽に合わせ、「基地」「ミサイル」に×をつけたプラカードを掲げ、自衛隊配備に反対の意志を示す人たち=29日夕、石垣市総合体育館メーンアリーナ

市民大集会 撤回と国への中止を要請へ

 石垣市平得大俣東への自衛隊配備計画をめぐり、13団体で組織する「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」(共同代表・上原秀政氏ら5人)は29日午後、市民大集会「これでいいのか?ミサイル基地受け入れ~住民無視の市政をみんなで考えよう~」を市総合体育館メーンアリーナで開催した。約800人(主催者発表)が参加し、4地区住民の意見を聞かずに事実上の受け入れ表明を行った中山義隆市長に「約束をほごにする行為」「市民無視の独断・暴挙」と抗議、「島のどこにもミサイル基地はいらない」として市長に受け入れ表明の撤回、防衛省に配備中止を求めていくことを決めた。近く共同代表らが中山市長らに要請する。

 5人の共同代表のうち嶺井善氏(於茂登)があいさつを行い、「市長の受け入れ表明に耳を疑い、不信感が広がり、やがて怒りに変わった。成人式の後に話をしようと約束したことは何だったのか。市民の声を聞いて行政に反映させ、県、国と交渉してより良い地域づくりをするのが政治でないか。国の意向の押しつけには理解ができない」と怒りあらわ。

 「今問題になっている幼稚園の休園問題とどこか似ていないか。こんなことに我慢できるか。わたしはできない。市民の声を聞かない政治を変えよう。いざとなったら隠れるところはない。だから4地区問題ではなく島全体の問題。みんなでいっしょに考え、声を上げていこうではないか」と呼び掛けた。

 金城哲浩共同代表(嵩田)は「市長の受け入れ表明を絶対に許すわけにはいかない。日本一幸せあふれるまちづくりどころか、戦争に巻き込まれる危険極まりない島になる」と語気を強めた。

 集会では配備先候補地周辺4地区、止める会、八重山大地会、労組の代表のほか高校生、若者、戦争体験者、市議、県議らが次々と意見を表明した。

 採択された決議は、自衛隊配備について「中央の日本本土の防衛のために石垣島を捨て石とし防衛の『盾』とするためのものであることは明らか」「受け入れるなら島々を破壊され、全滅するか、あるいは難民の運命をたどるしかない」と指摘、「石垣島の安全と静穏な生活を求め続け、活動するよう、この場で固く誓い合う」としている。  

  • タグ: 自衛隊配備計画石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会
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