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今年の開催不透明 八重山の産業まつり

昨年中止となった八重山の産業まつりの決算などを審議する第4回実行委員会。ことしの開催も見通しが立っていない=25日午後、八重山合同庁舎1階会議室

昨年中止となった八重山の産業まつりの決算などを審議する第4回実行委員会。ことしの開催も見通しが立っていない=25日午後、八重山合同庁舎1階会議室

JC2月会議で運営決定

 当初計画した出展業者の確保ができなかったなどとして昨年10月の開催が中止となった「2016八重山の産業まつり」の第4回実行委員会が25日午後、八重山合同庁舎1階会議室で開かれた。委員からはことしの開催を求める声が上がったが、実行委会長でまつりの運営を担当する八重山青年会議所(JC)の根間斎前理事長は「青年会議所は1月から新体制に変わり、ことしの運営については2月に行われる青年会議所内の全体会議で決まる」と理解を求め、不透明な情勢となっていることが浮き彫りとなった。

 最終の実行委となった今回は、事業と決算報告のみを審議・承認して閉会した。県の補助を受けてまつりの運営を担当するJCは、昨年の中止に伴い補助金89万4000円から事前に使用した広報宣伝費などを除いた58万1606円を返還する。

 「八重山の産業まつり」は昨年、当初見込んでいた総出展業者126業者に対して口頭での申し込みを合わせて50業者にとどまったことから、JC側が「財源確保に影響が出る」として内部の運営会議で中止を決め、県や市などの関係機関で構成する第3回実行委員会で正式に決定された。

 出店申込数が少なかった要因についてJCの石垣聡運営統括は「事業者側が人手不足などで出店を諦めたほか、他のイベントと重なって出店が難しい現状があった」と報告した。

 これに対して実行委員の照屋武美JA八重山地区本部長は「県の補助もあり、運営費が足りなかったから中止というのはもったいない。人手不足の問題は今後も同じ」と指摘、漢那政弘副市長も「人手不足問題を反省点にことしは(まつりに)人手をかけない工夫などが必要」と提言した。

 竹富町商工会の上勢頭保会長は「(産業まつりを)続けてほしいという気持ちが強い。3市町が広域事業として補助金を出してもいいのではないか」と述べ、県八重山事務所の武田智所長は「産業まつりは地域の活性化に必要だと思う。今後の開催に向けて検討してほしい」と要望した。

 根間会長は取材に「JC内部では3市町の商工会が持ち回りで運営を担当し、JCはまつりの一部に関わるなどの意見もある。今回出た皆さんの意見を持ち帰り、2月に開かれる全体会議に反映させたい」と述べた。

 産業まつりの中止は台風が接近した2006年以来、10年ぶり。07年からJCがまつり運営を担当してからは初めてだった。

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