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改定案まとまる 自然環境保護条例

竹富町自然環境保護条例改正案について意見を交わした町自然保護審議会の第4回審議会=24日午後、町役場会議室

竹富町自然環境保護条例改正案について意見を交わした町自然保護審議会の第4回審議会=24日午後、町役場会議室

竹富町 3月定例会に上程へ 希少種の採取・捕獲に罰則科す

 竹富町自然環境保護条例改正案について意見を交わす諮問機関「町自然保護審議会」(会長・横田昌嗣琉球大学理学部教授、委員15人)は24日午後、町役場会議室で第4回審議会を開き、町に答申する改正案をまとめた。改正案は、保護する必要性の高い動植物を「特別希少野生動植物」として指定し、採取・捕獲に関し罰則を設けるもの。今月末までに答申し、3月定例議会に上程する予定。条例案に関連して作成が進められている特別希少野生動植物をまとめた選定種リストは、31日にホームページ上で公表し、パブリックコメントを募りながら3月中に予定する第5回審議会で確定する。

 特別希少野生動植物は、捕獲・採取で減少している種やオークションでの取引が確認される流通性の高い種など。条例施行後、採取・捕獲した場合などは2年以下の懲役または100万円以下の罰金となる。

 研究等の目的がある場合は、町の許可を得た上で採取・捕獲できる。

 町内の生態系に影響を与える種を「外来生物」に指定し、その飼養も町への届け出が必要となる。飼養方法にも制限を設けている。

 野生動植物の生息・生育調査などを行う「野生動植物保護推進員」を置くことなども盛り込んでいる。

 審議会では、改正案について意見を交わし、今後のスケジュール等を確認。生物名が挙がる選定種リストに関する審議は、条例施行前の採取・捕獲を懸念し、非公開で行った。

 また、同審議会の名称を「竹富町自然環境保護審議会」に改めることも確認した。

 横田会長は「細かい点まで審議できた。町外から持ち込まれる生物にも制限を設けるなど画期的な部分もある。国の法で保護されていない種を守っていくものになれば」と期待した。

  • タグ: 竹富町自然環境保護条例
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