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核兵器の恐ろしさ知って 平和教育フォーラム

石垣市の平和教育フォーラムで講師を務めた「ナガサキ・ユース代表団」の河野早杜さんと溝越史恭さん(右から)=14日午後、市健康福祉センター

石垣市の平和教育フォーラムで講師を務めた「ナガサキ・ユース代表団」の河野早杜さんと溝越史恭さん(右から)=14日午後、市健康福祉センター

廃絶訴える団体講演 来場者、不戦へ思い

 石垣市主催の「平和教育フォーラム」が14日午後、市健康福祉センターで開かれ、核廃絶に向けて活動する「ナガサキ・ユース代表団」が県内では初めて講演した。同団メンバーの河野早杜(はやと)さん(長崎大学4年、23)と溝越史恭(ふみやす)さん(同)が講師を務め、核兵器の恐ろしさなどを映像や写真で説明した。会場に訪れた小中高校生から一般まで約100人は、講師の話に聴き入りながら平和について考えを深めた。

 講師の2人は、プラスチック製のBB弾を使い1万5000発以上あるという核兵器の数の多さを紹介。近代化が進む核兵器や増大する威力、保有国など現在の状況も説明した。

 昨年、オバマ米大統領が広島で行った演説に立ち会った河野さんは「皆さん一人一人が思い描く理想の未来が平和だと思う。ゴールはなくて、ずっと考えていく必要がある」、溝越さんは「きょうの講演が皆さんにどう影響するかは分からないが、講演をきっかけに関心を持ってもらえたら」と話した。

 来場者の一人、砂川そらさん(伊野田小6年)は「核兵器が世界中に1万5000発以上あることに驚いた。平和は、一人一人が相手のことを思いやることが大切。きょう学んだことを他の人にも伝えたい」と話していた。

 フォーラムは2部構成。2人の講演のあとには、昨年に長崎と広島を訪ねた市平和大使の小中高校生4人が感想文を発表した。

 同フォーラムは、戦争を知らない世代の視野や知識を広げ、平和の大切さを学んでもらおうと毎年開かれている。

 同団は、長崎県、長崎市、長崎大学で構成する「核兵器廃絶長崎連絡協議会」が主催する人材育成プロジェクト。近年は、各地で講演活動などを行っている。

  • タグ: 平和教育フォーラム
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