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海底光ケーブル開通 情報格差解消へ

離島地区海底光ケーブル開通記念式典で沖縄本島と与那国島の会場をつないでのテープカット=10日午後、県庁講堂

離島地区海底光ケーブル開通記念式典で沖縄本島と与那国島の会場をつないでのテープカット=10日午後、県庁講堂

本島〜多良間〜与那国〜波照間

 【那覇】沖縄本島から多良間、与那国、波照間などを結ぶ高速大容量の海底光ケーブルの開通記念式典が10日午後、県庁で開かれた。式典は、沖縄本島から590㌔の海底光ケーブルで結ばれた与那国島会場のDiDi与那国交流館と立体映像のテレビ会議システムでつなぎ同時進行。テープカットでは、同じ会場で行われているような臨場感を披露した。

 今回、新しく敷設された海底ケーブルは、本島や多良間、与那国、波照間を結ぶ先島ループが690㌔、粟国島や久米島、座間味島、渡嘉敷島を結ぶ久米島ループが170㌔の総延長860㌔。各離島を結ぶ既存の海底ケーブルと合わせて中継伝送路が二重化されることで、障害に強く高速大容量かつ高品質な通信基盤が整備された。

 沖縄振興特別推進交付金を活用した県の離島地区情報通信基盤整備推進事業で2013年6月から実施され、昨年10月に予定通り完了。総事業費89億3263万円のうち71億4610万円を国、残りの17億8653万円を県が負担した。

 翁長雄志知事は「情報通信基盤の整備が遅れ、都市部との情報格差が生じていた。今後は、遠隔医療や遠隔教育などさまざまな分野の利活用を促進し離島地域の産業振興や定住条件の整備に取り組む」と述べた。

 与那国会場から参加した離島振興協議会会長の外間守吉与那国町長は「台風や機器の障害に強い通信基盤が整備された。コールセンターなど情報通信事業者などの進出が促進されるほか、教育や医療、福祉などの分野での活用が離島振興に寄与する」と期待した。

 新里米吉県議会議長の祝辞があったほか、鶴保庸介沖縄担当相からもメッセージが寄せられた。

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